この曲に合うのは、高級オーディオや、高価なスピーカーでは無く…
ANKER SoundCore
ANKER SoundCore 2
BOSE SoundLink Mini II
BOSE HOME SPEAKER 500
JBL CHARGE3
Qtop Bluetoothスピーカー 20W出力
Tronsmart Bluetooth5.0 スピーカー 40W
Arbily Bluetooth ワイヤレス スピーカー
ブックシェルフ型スピーカー
DENON SC-M41
ONKYO D-112NFX
JBL STAGE A130
SONY SS-CS5
DALI ZENSOR1
スピーカー比較
1973年3月にリリースされた、トム・ウェイツのデビューアルバムの、一曲。
"酔いどれ天使"と評され、独特のしわがれ声が特徴的で、
wikipediaによると、ローリング・ストーン誌にて、評論家がこのアルバムを評して、
『トムの「型にはまらないセンスとユーモア」「天性の演技力」を好意的に評価した』
とあり、どちらかというと、地声というより、作った声。
後期になるほど、声のしわがれ具合が、過剰になっていくので、
個人的は、このくらいで良いのでは…という気もしますが、それはさておき。
この曲は、完全防音の部屋で、高級オーディオで…というより
安酒で、へべれけに酔っ払った深夜の帰り道…や、
夜、四畳半の下宿で、窓枠に腰掛け、片思いの女性を想いながら…みたいな心情を歌った曲(のはず)なので、
個々の音より、全体の雰囲気でスピーカーを比較したいところ。
四畳半の部屋で聞くなら、今や、bluetoothスピーカーのほうが似合いそう。
ウッドベースの低音が心地良い、
BOSE SoundLink Mini II、BOSE HOME SPEAKER 500 は、やはり秀逸。
出力が大きい Tronsmart Bluetooth5.0 スピーカー 40W も
全体的に余裕のある印象。
音が、カスカスなところはありますが、ボーカルが聞きやすい、
Arbily Bluetooth ワイヤレス スピーカー も、選択肢の1つ。
音質だけで言うと、
BOSE HOME SPEAKER 500 が、
音質、音の広がり具合が、完全に別格。 選ぶとしたら、断然これですが、
四畳半の家賃 一か月分を超えるであろう価格を考えると (妄想なので、考える必要は無いですが)
むしろ、3000円くらいのbluetoothスピーカーで、この曲の世界に浸ったほうが、気分が良さそう。
一方、ブックシェルフ型のスピーカーは、本格的な鳴りっぷりで、
1970年代のアルバムということを考えると、本来は、こちらの音が正解のはず。
ボーカル、ピアノ、ウッドベースの、バランスがよい
JBL STAGE A130 は、雰囲気がある。
他のスピーカーと比べ、音の傾向が違い"骨太"という感じでは無いですが、DALI ZENSOR1 も、聞きやすい。
参考 この曲を聴くのに、スピーカーを1台選ぶなら、JBL STAGE A130
どっぷりと曲の世界に浸るなら、 ANKER SoundCore 2 と、安ウイスキー。
スピーカーを鳴らすなら、明るい時間帯じゃないとマズイものの、
ちょうど、工事をしてる時間帯でもあるので、このあたりは致し方なし。
まぁ、完全防音の部屋に住んでる人のほうが少ないはずで、むしろ、こちらが現実的。
この「Grapefruit Moon」は、そういう安い部屋に住んでる若い人を歌った曲だと思うので、
より、リアルさを追求したと言ってよいかもしれません(負け惜しみ)