Q. スピーカーとイヤホン、ヘッドホンは、どちらが音質が良い?
A. 結論からいうと、「聞こえ方が違う」というのが、適切だと思います。
違いを列挙してみると、
イヤホン ヘッドホン 特徴
○ 音楽と一体化した気分を味わえる
○ どんな場所でも聞ける
○ 専門店や、家電量販店で、視聴できることが多い
× 音量が大きいと、難聴の原因になる
スピーカー 特徴
× スピーカーケーブルが必要なので、接続が面倒
× 賃貸住宅、家族と同居、等、音が出せない環境だと、設置不可
となると、イヤホン、ヘッドホンのほうが良いじゃないか、という結論になりそうですが、
それでも、なぜ、スピーカーを選ぶか。
それは、音が、空気を伝わって耳に届くときに、グッと胸に響く瞬間がある から。
こればかりは、なかなか言葉で説明できないのが、もどかしいですが、
ボーカルの吐息、ドラムの1つ1つの音や、ピアノの響き・余韻など、
ほんのわずかな一瞬でも、深く印象に残る音を鳴らすのが、スピーカーの特徴でしょう。
イヤホンやヘッドホンで、何度も聞いてきた、思い入れのある曲でも、
スピーカーだと、まったく違って聞こえることも多いです。
40代以上だと、中学や高校の入学祝いに、ミニコンポを買ってもらう場合も多かったので、
部屋にあるスピーカーで、音楽を聴いた経験がある方も多いと思いますが、
若い方、賃貸住まいの方、家族と同居してる方…だと、なかなか難しいかもしれません。
最近は、bluetoothで接続できるスピーカーも、数千円で購入できるので、
どのくらい違って聞こえるのか、試してみるのも、良い経験になるかと思います。